<保育の心理学>4歳頃から理解できる「サリーとアン課題」を娘に試してみた結果
こんにちは!
さえこです。
今日は、保育士試験の勉強中に、とても興味深い分野がありましたのでそちらを紹介させて頂きたいと思います。
保育の心理学の科目の中の「心の理論」です!
4歳児の頭の中は?どこまで他の人の気持ちを理解できる?
「心の理論」とは?
自分以外の他者がどのように感じているのか推測し、理解したり予測することができる機能のことです。
子どもは大体4~5歳程で備わってくるそうです。
有名な実験課題としてサリーとアン課題があります。
サリーとアン課題
- サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいる
- サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く
- サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移す
- サリーが部屋に戻ってくる
上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すか?」と被験者に質問する。正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。
実際に4歳の娘に、心の理論の発達を確認してみた
実演編
娘が4歳になったので試してみることにしました。
サリーとアンを、娘の馴染みのある
しまじろうとはなちゃん(しまじろうの妹)で見立てて本人の前で実演してみました。
結果
娘はまだ理解していませんでした(笑)。
理由を説明してみると、分かったような分からないような表情で、
「・・・じゃあこっちの箱の中かな。」
と指す感じでした。
そして、その課題が楽しかったのか、自分でしまじろうとはなちゃんを使って、旦那や弟に何度も実演していました。
うーん・・・これはまだ分かっていないかぁ。
もう少ししたら、少しニュアンスを変えて再度この課題を試してみようと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらは子どもの発達の確認などで使用される課題です。
4歳で、これが理解できないとおかしい!!というわけではなく、この頃から少しずつ理解できているということなので、参考程度に是非お子様に試してみてもいいかもしれませんね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!